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アレス動物医療センター

うさぎの飼い方 床敷き

2015/8/15更新

 うさぎのケージや犬のケージ、サークルを使ってウサギを飼うのはぜんぜん構いませんが、床を金網のままにしていませんか?

 病院に爪が折れたとか、ケージの中で怪我をしたとか、足の裏に皮膚炎が出来ているとウサギを担ぎこんでくる人がいますが、その多くが床敷きを金網のままウサギを飼っているケースが多いです。

 うさぎはあの小さな足で全体重を支えています。
 その足が始終金網の上に乗っていることを想像してください。
 ね、痛そうでしょ?

 ウサギをケージで飼う場合、床敷きに敷くのはスノコかワラが良いかと思います。

 スノコのメリットは安いという点です。
 スノコの下にペットシーツを敷いておいても良いですし、トイレをする場所が決まっているならそこにウサギ用のトイレを置いても良いでしょう。

 ただしスノコは毎日洗い、かつ完全に乾燥したものを入れてあげなければ、皮膚炎の原因になってしまうので、プラスチックやシリコン等の洗ってすぐ拭き取れば乾く素材のものが理想的です。

 木のすのこでも良いですが、その場合は最低でも2枚か3枚用意しておくべきでしょう。
 ケージに合うようなサイズのスノコを2から3枚購入しておき、毎日交換した後、洗浄し、乾燥させるのですが、3枚あれば、完全に乾燥したものを交換してあげられます。

 そういう意味では、ウサギ用ケージに付属するプラスチックのすのこは洗った後拭けばすぐ乾くので、利便性がよいですね。

 木製でもプラスチック製でも良いとは思いますが、金網だけはそのまま使わないでください。

 あなたのお尻の座布団(あるいはソファー)が金網だったら、けっして居心地よくないでしょう?  


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