迷わず今すぐ動物病院へ行ってください。
ただしその動物病院が閉まっている時間なら、受け付けてくれるか電話で確認し、もし無理と言われたら、受け付けてくれる病院を探しましょう。
それでもだめなら朝まで待つしかありません。
怪我といってもいろいろありますが、例えばガラスのような鋭利なものでスパッと切れてしまった傷、他の犬や猫に噛まれた傷、自分で舐めたり噛んだりして作った傷、意外とよくあるのが爪がタオルやカーペットに引っかかって折れた時の出血も怪我と言えるでしょう。
ガラスのような鋭利なものでスパッと切った傷は、数時間以内(早ければ早いほどよいです)なら、動物病院できれいに洗浄してもらい、その場で縫合してもらえば化膿することなく、スムーズかつ低コストで治すことができるかもしれません(うさぎさんの状態にもよりますが)。
犬や猫、あるいは別のウサギに噛まれたり、自分で舐めたりしてできた傷はかなり汚染されている(雑菌だらけで汚い)ので、そのまま洗って縫いつけても、化膿して治らないことが多く、かなり治療に時間がかかります。
ただ、噛まれてすぐに連れてこられた場合と、次の日連れてこられた場合では、明らかに完治するまでの時間、費用、ウサギに与える苦痛などが違い、1分でも1秒でも早く連れていけるようにと心がけてください(急ぎすぎて事故にあわないよう)。
爪折れなども止血や消毒が必要な場合が多いですし、場合によっては化膿止めを飲んでもらわなければいけないケースもあります。
何より指の骨が折れている時なんかもありますから、様子は見ないほうが良いでしょう。
出血跡はケージの中にあるけれど、どこからの出血かはわからない、という場合は外傷以外にも血尿や子宮がんなどの疑いもあります。
怪我が見当たらないからと放置せず、必ず病院に連れて行きましょう。
早期発見、早期治療はどんな病気でも治療のもっとも大事な要素の一つです。
怪我の治療では、とくに大きな要素となるのではないでしょうか。
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