2年前に20坪の極小動物病院から、40坪の小動物病院(小動物の病院ではなく小さい動物病院)にリニューアルし、あまりの広さに浮かれていたあの日…(ちなみ他の動物病院さんからすると、当たり前の広さ)。
こんな日が来るなんて誰が思ったことでしょう。
また、一人当たり3.3坪病院に戻る日が来るなんて…
今年で開業8年になり、獣医師2号も獣医師稼業7年目、4号、5号(3号はすでに卒業して福岡県へ)それぞれ獣医師稼業5年目3年目に突入し、いつだれが独立したり、あるいはお年頃なので結婚したりという事態が起きてもおかしくない成熟度なので、獣医師を一人増員することにしました。
ある日突然「そろそろ開業したいんで…」と言われたときに、「がんばって!」と笑顔で送り出せるよう、あるいは「実は結婚しようと思ってるんです」なんて言われたときに「結婚式には呼んでね」とさわやかに送り出せるよう、いつかは必要だろうと考えていた増員をすることにしたのです。
「いま君に辞められては… ;x;」なんて、引き留めることはやっぱりできないですもんね。
で、求人を出した結果、今年秋から看護師二人、来年春から獣医師一人が来てくれることになりました。
奇跡ですね。
特に獣医師不足の昨今、地方に来てくれる獣医師が、すぐに見つかるなんて、もう奇跡としか考えられません。
自分で言うのもなんですが、こと人事に関しては、信じられないくらいの強運を持ってますね。
たぶんそのせいで女性運が今一つなんでしょうね。
あはは、バランス取れてるなー…
あははははははは・・・ OTZ(絵文字が古い)
ま、それはともかく、今年一番の心配ごとだった人事がスムーズに決まり、それはそれでよかったのですが、一つ心配事が
そう、病院内人口密度です。
今年の冬に看護師が一人退職するので、現在10人ですから
10+2−1+1=12人
わお、12人@@;
・・・うじゃうじゃ
もちろん大学病院などを見ると総勢30人とか50人とかいうすんごい病院もあるんでしょうが、40坪に12人…
うじゃうじゃ、というより きちきちです(なんのこっちゃ)。
気がつけば、いつぞやひとりごとで書いた「一人あたり3.3坪病院」に逆戻り。
あれですかね、根が貧乏症だから、広さに体がなじまないっていうか、スペースがあったら埋めてっちゃうっていうか。
ゲームで言うと「テ○リス」か「倉○番」、小説で言うと「魍魎○箱」
え?比喩がわからない?
要は「 ほぅ 」 とため息が出る狭さです。
最近県内で何件か動物病院ができて、見学に行ってきたんですけど、広いですね。
うう、うらやましい。
うちといったい何が違うんだ!?(おそらく甲斐性か、金銭的ゆとり)
ま、以前の状態に戻ると言えば、戻るだけですから、きっとどうにかなるでしょう!
たぶん。
それともあれか、もうドーンと病院建てちゃいますか!?
そんな金どこにあるんだ!?
いやきっと、こんなひとりごとを書いてると、明日朝まだ日も昇らない時間に笠をかぶったお地蔵さんの集団か何かが米俵とかお金がいっぱい詰まったバックを病院前に置いて行ってくれるんですよ。
「ご自由にお使いください」みたいな
いいなー。
お地蔵さんどっかにいないかなー。
最近見かけないなー。
・・・ま、民話頼みの増床計画はともかく
また獣医師を育てる楽しみを一から味わえるわけで、こんなうれしいことはそうありません。
ありがたいことです。ほんとに。
集○社のヒーローの心境で言うところの
「おら、ワクワクがとまんねぇぞ!!」
という感じです。
・・・ちょっと うかれ過ぎて、伝わりづらいひとりごとになっちゃいましたね。
まいっか、ひとりごとだし。
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