今回またご相談にのっていただきたいことがあり、メールさせていただきました。よろしくお願いします。
実は、3月末にお迎えした2人目のうさちゃんなのですが、「痙攣」の症状があります。
5/1の朝、お部屋で遊ばせている時に、初めて痙攣している姿を目にしました。
体が痙攣していて横に倒れそう、顎を上げて口をモグモグさせている状態でした。
とても驚いたのですが、体を抱え込むように支えていてあげると、1〜2分で痙攣は治まり、更に1〜2分「ボーッ」としているような状態で立ち尽くしていましたが、次の瞬間には何事もなかったように飛び回っていました。
その時は初めてだったので「なに?どうしたんだろう?痙攣?」と思う程度で、あまり気にしませんでした。
次に痙攣を見たのは、5/26の朝でした。
お部屋で遊ばせていると前回と同じような状態で痙攣が起きました。「ドキッ」としました。
そしてその日の夜、更に2回の痙攣がおきました。1日で3回も、です。
翌日に病院に行くことを決めましたが、取りあえずネットで調べてみて・・・・
おそらく「癲癇発作」なのではないかと思いました。
翌日病院に連れて行き、症状を説明すると「間違いなく癲癇発作だ」と言われました。
当日の夜からお薬が出て、朝晩お薬を飲ませるよう言われました。
「癲癇発作は治らないこと、症状は悪化していく傾向があること、原因を特定することは難しく、例え問題となる腫瘍があったところで手術は極めて難しいこと、発作の頻度が低くても投薬をすべきだという考え方が一般的であること、3回/日
の発作は症状が軽くないということ、投薬により発作を抑えるしかないこと」を伝えられました。とてもショックでした。
というわけで、5/27の夜からシロップのお薬を 朝晩の2回 0.8ml 飲ませています。
イチゴ味で喜んで舐めてくれているので助かりますが、生後8ヶ月のこの子に1日に2回ものお薬をあげ続けていて大丈夫なのかと・・・・心配になっています。
神経を抑制するお薬は強いのではないかと・・・・副作用などないかと心配になります。
ですが、投薬の甲斐あってか、その後は(私の知る範囲では)発作は起きていません。
やはりこのままずっと投薬を続けるしかないのでしょうか?
ダックス先生がいつかおっしゃっていた 「リスクとリスクを天秤にかけて・・・」のように、どの道を選んでもリスクはあると思います。
ただ、最善と思える道を選んであげたいと思うんです。
ダックス先生でしたら どのようにお考えになるのかアドバイスをいただけないでしょうか。
お忙しい中お時間を割いていただくのは大変恐縮ですが、お時間ができた時で結構ですので、どうかよろしくお願いします。
さてこれは診てみないとなんともいえませんが、もしそれが本当に癲癇発作だとすると、投薬もやむをえないのかもしれません。
獣医師によって、目安は異なるかもしれませんが、私の中では月に一回以上発作が起こる場合は、もう投薬をスタートする(それより回数が少ない場合は、座薬を持っておいてもらって、発作が起きたときだけ使ってもらう)。というところです。
発作は普通5分以内でおさまるのですが、頻繁に起こると癲癇の重責(癲癇がとめられなくなる)という状態になると、そのまま死に至ることもあり、必ずしも飼い主さんが起きている時間にだけ発作が起こるとは限らないわけで、頻繁に発生するようになると、予防として内服薬をスタートしたほうが、リスクが低いということになります。
もちろん薬など飲まなくてすむなら、それに越したことはないわけで、どの辺から内服をスタートするかは難しいところですが、私は先に挙げた「月に一回以上起きたら」というのを一つの目安にしております。
ただ、これはあくまで純粋な癲癇発作なら、という前提の話であり、診断まではちょっとメールではにんともかんとも・・・というところです。
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