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アレス動物医療センター

ミルクの止め時

疑問、質問

 うちのウサギちゃんはもうすぐ生後2ヶ月になります。
学校の飼育小屋で、毛も生えていないころに親とはぐれていたのを人工保育しました。

市販のペットミルクをやって、2,3週間目くらいから牧草(チモシー)を敷き藁にしていたところ、自然とそれらを食べるようになっていました。つまり、ぺットミルクと牧草、それとペレットを少量与えていました。それから、成長するにしたがって、ペレットの量を増やし、野菜やパイナップルなども与えるようになりました。

 そろそろ生後2ヶ月ですが、いまだにミルクを飲みたがります。飲む量もあまり減っていません。最近は、こちらで作る量を減らしています。用意するからいけないのかとも思うのですが、もう全く与えないほうがいいのでしょうか?

お返事

 さて生後2ヶ月を過ぎると、ミルク主体の栄養から、繊維質主体の栄養へと移行していきます。
 つまり胃や腸、そしてその中にいる善玉菌も繊維質を迎え入れる態勢ができてきます。
 こうなると、脂肪分やたんぱく質の多いミルクは効率よく栄養が吸収できないものとなり、胃や腸にとっては負担というこちになります。

 いきなり急にやめるわけにはいかないでしょうが、徐々に減らしていき、牧草メインの食生活へと切り替えていく必要があります。
 ただし、成長期はやはり、チモシーではなくアルファルファを与えるべきでしょう。






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