今回はうさぎの離乳食について窺いたいと思い、メールさせていただきました。
うちのネザーランドがお嫁さんを迎えて、とうとう今月の20日に赤ちゃんが産まれました。
さっそく本を見て研究してみたのですが、どの本も3週間後ぐらいから「やわらかいもの」や「野菜」を与えるとしか書いてありませんでした。
「やわらかいもの」とは、一体具体的に何をあげればいいのでしょうか?
「野菜」はどんなものをあげればいいのでしょうか?
以前子ウサギにレタスをあげていると下痢をしてしまったので、野菜の選択にとても困っています。
現在丁度1週間目です。
他にも何かダックスさん流に気をつけるポイントなどありましたら、教えて下さい。
(一部ホームページ用に中略しております)
さて、御質問の件ですが、まず離乳食については、特別なものは必要ありません。
親の食べるペレット、ワラを多めに置いてあげたら良いでしょう。
実際食べるようになったら成長期用のペレットやアルファルファ(成長期用の牧草)も用意してあげたほうが良いですが、まずは親と同じものでよいと思います。
生後三週目あたりから離乳食にという本をときどきみかけますが、食べ始めるというだけで、実質は母乳が主食です。
たいがい生後6週あたりから主食として食べ始めるのが普通です。
ここまでは母乳をちゃんと飲んでいますし、この後もまだしばらくはミルクを飲み続けます(量は少しずつ減っていきますが)。
次に野菜についてですが、親うさぎの食べて良いものは良いということになります。
たとえば大根菜、人参菜などあたりが一般的でしょうか。
で、極力与えないほうが良いというのは、レタス、キュウリ、ハクサイあたりです。
やはりちょっと水分が多すぎるのが難点です。
ただそもそもうさぎには野菜は必要ないので、わざわざ用意する必要はありません。
野菜はおやつという位置づけになります。
あと、仔ウサギを育てるうえで気をつける点ですが、私がいつも飼い主さんに伝えるのは次のようなないようです。
・極力構わない、触らない、世話以外は近づかない
・オス(仙太郎ちゃん)は別がいにして、接触させない
・生後2ヶ月以上経つまでは、母ウサギと離さない
といったところでしょうか。
厳しいことを言うようですが、ウサギなどの多産動物は生まれた数だけすべて育つということは稀で、むしろたくさん死んでしまうからこその多産なのです。
もちろんみんな元気に育ってくれるのが理想なのですが、そのことだけ少し頭の片隅においといてください。
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