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アレス動物医療センター

うさぎの飼い方 ケージの掃除

2015/8/20更新

 

ウサギもずっとケージの中ではストレスがたまってしまいます。

 また運動量が少なすぎれば肥満となり、様々な疾患に発展する可能性があります。

 1日1〜2回くらいはケージから出して遊ばせてあげましょう。

 ただし、注意点が2つ。
1.遊ばせてあげる場所には、かじられて困るものは絶対置いてはいけません。

 ここで言う困るものとは、飼い主さんが困るのではなく、かじったうさぎの命に関わるものです。

 例えば電気コード。
 かじったら死ぬこともあります。
 運良く生き残っても数日後口の中が火傷を起こし、舌先などが腐って落ちることもあります。

 他にも絨毯、座布団、かじりそうなものはとにかくかたづけてしまいましょう。

2.必ず見ていてあげましょう(目を離さなければいけないときはケージに戻してあげましょう)

 絨毯などは、かじる癖がないからと放置していると、爪が引っかかってパニックに陥り、爪が折れたり、骨折したりすることがあります。
 うさぎの骨は紙の如し、です。

 ものを言わないうさぎさんですから、何らかの事故があった時、どのような状況で、どういった事故だったかが治療や診断のカギとなります。
 うさぎさんの状態が急変した時に、一体どのような事件があったかわかっていなければ、助けられる病気も助けられません。

 赤ちゃんが床でハイハイしているときには必ずそばにお母さんがいて、目を離すときは必ずベビーベッドに戻すよう、うさぎさんにも必ず誰かが付いているようにしましょう。

 肥満はうさぎの寿命を縮めますが、骨折や異物の誤飲はすぐに命が終わります。  


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