注:本当に冷蔵庫にウサギを入れてはいけません(当たり前)
屋内飼育で最も気をつけなければならないのは、ケージの種類でも大きさでもなく、暑さと湿気と隙間風ではないでしょうか。
うさぎは意外と寒さに強いですが、暑さには結構弱いのです。
ウサギにとっての快適な気温は18から24度あたり、しかしこれでは飼い主さんのほうがまいってしまいますから、24度あたりでお互い妥協しなければならないでしょう。
湿気もウサギにとっては大敵です、まめに掃除してあげる必要がありますし、部屋自体の湿度にも気を配る必要があります。
結構危険なのが梅雨時期などの温度はさほどでもないけど、湿度が高いというシーズン。
飼い主さん的には夜は涼しくて窓を開けて扇風機を回していれば大丈夫、という時期も、汗をほとんどかかないうさぎにとっては過酷な生活環境ということになります。
湿度60%の風をいくら扇風機で撹拌しても、うさぎにとっては食欲不振のきっかけになりうる多大なストレスです。
エコではないのですが、うさぎの部屋だけはエアコンを欠かせないということになります(飼い主さんの部屋は別に構いませんが)。
隙間風は家の中で飼うときに盲点となりがちですが、非常に大事なことです。
ケージを窓やドアのそばにおいてませんか?
エアコンの風が直接ケージにあたっていませんか?
こんなことが命取りになるくらいうさぎはデリケートなのです。
その他のことと言うとケージの種類と言うことになります。と言ってもウサギ用のケージで良いのではないでしょうか。
犬猫やトリのケージでもいいのかもしれませんが、床が金網のものは爪が刺さってウサギがパニックを起こすと大怪我をすることがあります。
また金網はソアホック(足底皮膚炎)の原因にもなります。
ペットシーツは、かじりグセのあるウサギには使うべきではないでしょう。
チップも呼吸器障害や肝臓障害を起こす可能性があるので、あまり好ましくありません。
ときどき寒さ対策のためか綿を敷いている方がいますが、これがひも状によってしまい、足に絡みついて、足や指が壊死して(組織が死んで)しまって落ちてしまうことがあります。
まだ新聞紙のほうがましでしょうか。
それにうさぎの中にはトイレを覚えてくれるこもいます。
試しにトイレを入れてみてはどうでしょうか?
このトイレもそうですが、餌いれなどもウサギが蹴り飛ばしてひっくり返らないよう、重い素材のもののほうが良いと思います。
あなたが家に帰宅すると暑さと湿度で部屋がむわっと蒸し返してることはありませんか?
あなたが外出している間も、うさぎは家にいるのです。
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