今回はひとりごとというより、単なる自慢話です。
何のためにもならないお話なので、読み飛ばしてもらってもまったく問題のないひとりごとです。
今月ちょっと良いことがありました。
先日「ウサギ本」にも掲載しましたが、「信頼できる動物病院２００」という本が発刊され、その本にうちの病院が掲載されたのです。
ドンドンドンドン、パフパフパフパフ〜（うかれている）
要は口コミで寄せられた信頼できる病院を２００件掲載しているという、人間のお医者さんの本でよく見るあれ、というやつです。
今までもうさぎの本では何度か取り上げられたことはあるのですが、ウサギに限らず「動物病院」という括りで取りあげられたのははじめてで、素直にうれしいのです。
今さらですが一応うちの病院はウサギ専門の動物病院ではなく、普通の動物病院です。
今までも、もともと通院されていた患者さんがこのホームページを見て、
「先生ってうさぎの先生だったの！？」
と真剣な顔で聞かれたことが何度かあるのですが、
「ウサギも、犬や猫と同じくらい一生懸命診てるだけです。」と答えています。
が、やはりちょっとした誤解はどうもあるようです。
どんな基準でうちを取りあげてくださったのかはわかりませんが、何ヶ月か前にこの本の企画を聞かされ、アンケートのようなものに答えてからずっと連絡がなく、少しばかり胡散臭いかもと思ったりしていました。
で、忘れたころにいきなり「本が発行されました」と一冊の本が病院に送られてきて、スタッフみんなで、「おお、ホントに載ってるジャン！」と歓喜の声。
何よりうれしかったのが、修行していた師匠の病院も大阪の信頼できる病院として掲載されていたことです。
開業してまだ４年ですから、師匠の病院に肩を並べるどころか、足元にも及ばないのは重々承知なのですが、それでも師匠の病院と一緒に一冊の本に載ることができたのはこの上ない喜びです。
ひょっとして師匠もこの本を読んで
「お、あいつの病院も載ってる。意外と頑張ってるじゃないか」
なぁ〜んて、気づいてくれたらいいなーとか思います。
東京、大阪の名だたる病院が掲載されているのはともかく、うちみたいなちっこい病院が載ってるのは若干の違和感を感じますが、その辺は深く考えずに素直に喜んでいます。
さぞかし両親も喜ぶだろうと、実家に電話をして、本に載ったんだよ、と自慢すると、次の日に
｢本を注文した｣との返事。
｢もう！？｣と驚きの声をあげると
｢３冊注文した｣とのこと
何で３冊も注文したのかと聞くと、実家と姉夫婦と私のプライベート用（？）に３冊必要だという、息子以上にうかれる両親。
もういい年して、親馬鹿もいいところだなぁ、と若干照れくさい思いをしながら、近所の本屋に立ち寄って、その本を探してみる同様のうかれぶり。
その本を見つけると、そっと平積みの本の上において、さも売れているように並べてくる営業努力は、本屋さんには内緒です。
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