先日とてもうれしいお話をいただきました。
僕が学生時代通っていた大学に非常勤講師として講義を、という本当に光栄なお話なのです。
「非常勤講師」
…なんかわからないけど、かっこいい
マスター〇ートンだって非常勤講師だったわけで、僕は戦闘能力が皆無ですが、憧れの平賀＝キー〇ンと同じ役職をいただいたのです。
ちなみにこのあたりのくだりが分からない方はぜひ、ネットカフェへ。
個人的に一番好きな青年漫画です。
僕が通っていた獣医大学は青森県の十和田市にあり、それはもう驚くほど田舎でした。
今から30年も前の話なので、今ではさぞかしあか抜けたことでしょうと思うのですが、当時はマクドナルドができたというだけで、騒ぎになるほどの田舎でした。
現地の方に本気を出されると、まったく言葉が通じない異国の地でしたが、僕のスタートラインともいうべき思い入れの深い土地です。
当時は日本海1号という夜行列車に乗り11時間ほどかけて大学のある十和田市まで赴きました。
今は新幹線があるので約6時間半
何と時間は半分。
あっという間につく…という距離感ではないですが、それでも呼んでいただけたことに心躍る思いです。
講義の内容は当然うさぎの診療に関して。
どんな話をしようと今からうきうきしています。
対象は4年生とのこと、ほんの数人でも、何なら一人でも、うさぎの診療に興味を持って、将来うさぎの診療に情熱を持って取り組んでくれる人ができればと思います。
普通の獣医を目指す学生さん達をうさぎ獣医師に洗脳するチャンスです（大学の先生がそれを望んでいるかは知りませんが）。
10年後、20年後にどこかの学会でばったり会って、先生の講義を聞いてうさぎに興味を持ったんです!なんて言ってもらえる日が来たら、うれしくて天に昇ってしまうかもしれません。
まあ、そんな強欲な夢を見るのはどうかと思いますが、少なくとも学生さんたちの貴重な時間を無駄にしないよう、しっかり準備はしていかなければと思います。
さぞかし忙しくなることでしょう。
でも大丈夫です。
そういう忙しさは大好きです。
文化祭前のバタバタした忙しさって、めちゃめちゃ楽しかったじゃないですか。
時間がない!
まだこの作業もこの作業もあの作業も、何なら全部終わってない！！
どうしよう！！！
っていう忙しさ、とても燃えます。
あとはコロナが極端なことにならなければと願うばかりです。
最後に十和田市に行ったのは、確か教授の還暦のお祝いの時だったから、10年前?15年前??
さぞかし十和田市も発展したことでしょう。
もしかしてマクドナルドだけじゃなくて、モスバーガーもできてたりするのでしょうか？
カラオケはレーザーディスクではなく通信になっているのでしょうか？
ボーリングとプールバー以外の娯楽はできているのでしょうか？
自動車学校の先生はリスニング可能な標準語で話すようになっているのでしょうか?
十和田に行けるだけでワクワクします。
そして学生時代僕がひたすら通い続けていた定食屋さん「さくらんぼ」は今も営業しているのでしょうか。
マクドナルドがなくなろうと、レーザーディスクカラオケのままだろうと、現地の方の言葉がリスニング不可能だろうと別にかまいません。
願わくば大学時代の僕の台所「さくらんぼ」だけは無事であってほしいです。
さくらんぼの「おろしとんかつ定食」が食べられれば、とりあえず文句はありません。
いや「カツカレー」か!?
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