8月より1年2ヶ月ほど産休育休で病院を離れていた獣医さんが、復帰しました。
まだまだ育児は大変でしょうが、それでも大きな仕事を成し遂げ、無事復帰できたのは素晴らしいことですし、病院事情的にも誠に勝手ながらとても助かります。
今はまだ通常の診療より2時間早く帰ってもらってますが、それでもいるといないでは大違いです。
うちの病院は私が臨床21年目で、あとは臨床15年目の獣医師2人、臨床13年目の獣医師1人、臨床4年目の獣医師1人の計5人体制です。
そもそも人間の大きい病院さんと違い5人しかいないわけで、1人戦線離脱すると大騒動(本人はもっと大きな戦いを頑張っていたのですが)。
しかも臨床13年目のベテランで、うちの病院の鳥の診療を一手に担っていた獣医師が1年離れるというのは、そらもう大騒ぎさ!です。
失ってわかるありがたさ(失ったわけではないですが)。
いかに一人のスタッフが大きな仕事を請け負っていたかを実感せざるを得ません。
そうするとどうしても私は病院にい続けなければいけなくなってしまいます。
院長なんだから当たり前だろう、と思われるかもしれませんが、実は獣医師にも出張があるのです。
主に学会や会議が主ですが、今年は結構多く春から名古屋が2回、東京が1回、京都の学会は大雨で中止になってしまいましたが、11月にも東京の学会、そしてその後もぼちぼち東京なり大阪なりに出向く機会がありそうです。
出張に出るということは、その日の診療には携われないので、スタッフと飼い主様にはずいぶんご迷惑をおかけしてしまうのですが、この業界(に限らずでしょうが)、常に日進月歩の分野ですので、この作業を怠るとあっという間に知識、技術の型遅れになってしまうのです。
私の休日を週休二日制にする野望はまだまだ見果てぬ夢ですが(・・・いつかなるのかなぁ)、それでもいきたい学会に参加できるのはとてもありがたいです。
先日は脳、神経系の学会に参加してきたのですが、そこで受けたセミナーによって、今まで行っていた検査系統の一部が変更となり、てんかん発作などの当院での治療方法が大きく変わることになります。
非常に大きな収穫であり、この作業の積み重ねが、きっと患者さんの生存率だったり、改善率だったり、苦痛の緩和だったりに大きく働いてくると思うのです。
今後のことを思うと、せめてもうひとりは獣医さんがほしいなあと思うのです。
もうひとり獣医さんがいれば、さらにたくさんの学会に参加できますし、温泉旅行でも新婚旅行でも婚前旅行でもなんぼでも行けますし、あわよくば私の週休二日も夢ではないし・・・
まあそれはともかく11月にはめちゃめちゃ楽しみなエキゾチック研究会の学会です。
2日連続です!
しかもうさぎのセミナーです!!
チョー楽しみです!!!
病院はきっと地獄の忙しさになるでしょう。
ごめんねみんな!
おら東京さ行くだ
東京バナナおみやげに買ってくっから
・・・何なら雷おこしもつけるから
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