年々月日の流れは速くなっていく気がするのですが、5月はいつにもましてハイスピードで時が流れていきます。
病院的には一番忙しいシーズンとなり、めまぐるしく診察をし、バタバタと手術をし、苦手な金勘定や事務仕事をして、夜間救急患者をちぎっては投げちぎっては投げ…
気がつけば月末です。
そんな中ずっと気がかりで、かつ気づかないように自分をごまかしごまかしやってきたものがすぐそこに・・・
それは原稿の締切りです。
以前「VEC」というエキゾチックアニマル専門の獣医雑誌で「うさぎの病気の診断法」という連載をやっていたのですが、連載も8回を超えたあたりでネタと体力に限界が近づき、病院もだんだん忙しくなってきて、それでもどうにか絞り出して12回でどうにか連載を終了させてもらい、ほっとしていました。
ところがこのVECという雑誌が昨年冬から「エキゾチック診療」というモロな名前に代わって、リニューアルされ、また連載の御鉢・・・もとい連載の依頼をありがたくも頂戴したのです。
これはまあ、とてもありがたいお話で、富山の片田舎にいて原稿のお仕事をいただけるのは本当にうれしいのですが、忙しいシーズンはちゅらいっすね。
とはいえ、毎日当たり前のように勉強してなければいけない職業なのですが、そうはいっても毎日の忙しさについついかまけて、勉強がおろそかになりがちなところ。
人間締め切りなり、何らかの理由付けがないと、プライベートの時間を割いて勉強するのは意外と大変で…って、みなさんはそうでもないんですかね。
少なくとも、怠け者な自分はついつい自堕落な生活をエンジョイしてしまうわけです。
原稿の締め切りを乗り越えた、とか思ったら、校正の締切りがやってきて、校正の締め切りを乗り越えた、とか思ったら、次の原稿の締め切りがやってきて…
うまい具合に、通年で勉強しなさいと神様がおっしゃってるのかもしれません。
そんな感じでのらりくらりと締め切りを間に合わせながらやってきたのですが、さすがに今回はピンチです。
高島政○さん風に言うところの「ねいさんピンチです」(古い)
なにしろ締め切りが、6月7日、つまり1週間後だから〜
火○サスペンス風に言うところの「ちゃちゃちゃっ ちゃ〜ら〜〜〜」(意味不明)
明日は、締め切りまでの唯一の休日。
緊急手術が入らなければ、朝から晩まで原稿に集中できます。
がんばれ俺!
負けるな俺!
自転車こいでる場合じゃないぞ俺!
まだ一週間もあるじゃないか!
間に合うさ!
間に合うかな!?
間に合うといいな〜
・・・
ま、原稿ほったらかしで、ひとりごと書いてるくらいだから、大丈夫でしょう(逃避行動)。
最近自転車も毎日結構長時間こいでます(逃避行動2)。
この数カ月、自転車こいでる暇があったら、原稿の一本や二本できてそうな気もしますが、人間の逃避行動って、すごいエネルギーですね(人ごと)。
おかげでこの2カ月で体重2.5キロ、ウエスト6cmおちました。
為せば成る 為さねば成らぬ何事も 成らぬは人の為さぬなりけり
昔の偉い人は素晴らしいこと言いますね。
原稿執筆をなすことはまだできてませんが、代わりにダイエットをなすことができたという近況報告でした。
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