最近涙腺が異常なまでに緩いです。
涙もろいというレベルではないくらい緩いです。
歳ですかね?
昔はこれくらいなんともないと思っていたレベルで、涙があふれてきます。
昨年は篤姫で号泣してましたが、最近は龍馬伝でも号泣します。
だいたい大河ドラマ見るときはエアバイクをこいでいるので(CMがないので、テレビに集中している間に40分くらいすぎる)、涙でやや呼吸困難になりかけながら自転車こいでます。
龍馬のお父さん役 児玉清さんのお亡くなりになる回で泣けてしまうのは、自分でもしょうがないと思うのですが、先日の龍馬脱藩のために家族が刀やおにぎり?を用意して待ってたというくだりでも、もう号泣です。
年々ちょっと、たいしたことないシーンでも泣けるようになってるな、という感覚はあったのですが、いつだったかサトラレという映画を見て、卑怯なくらい泣かせるラストシーンで、もう堰を切ったように号泣してからは、感動シーンで泣くのを我慢するというストッパーが外れてしまったらしく、簡単なスイッチで涙が出始めます。
金八先生、号泣です。
クレヨンしんちゃんの映画、泣けます。
ドラえもんの映画、泣けます。
ワンピースのコミックスの段階で泣けます(チョッパーとか、砂漠の話のあたりは)。
先日魔女の宅急便を見ていて、キキがデッキブラシに乗ってトンボを助けるくだりで号泣してました。
ときどき、自分大丈夫?と心配になるくらいです。
いつだったか南極物語の再放送があると聞き、これは見てはいかんと(えらいことになると)、あえて別の番組を見ることにしました。
小学生のころ映画館で見たときは、タロとジロが高倉健さんと再会するラストシーンで、感動したくらいで、けして泣いたりはしなかったのですが、今見ると、きっともうティッシュが何箱あっても足りないくらいに泣けてしまうに違いありません。
別のチャンネルでバラエティか何かを見ていて、裏で南極物語をやっていることすら忘れたころ、何気なくCMに合わせてチャンネルをころころ変えていたら、一瞬南極物語が映ってしまったのです。
あ、まずい。と思ったのですが、まだ映画が始まったばかりのあたりで、まあ前半なら大丈夫だろうと手を止めたのが運のつき。
画面には2匹の雑種犬(?)が映り、静かな声でナレーションが流れたのです。
「アンコとシロは、仲良しだ」
ジョーーーー(涙があふれる音)
まだ何の事件も起きてない、二人のアップシーンとそのナレーションで、あふれだす涙。
どうなるの!?(もう小学校の時の記憶なのでよく覚えていない)
仲良しだからどうなるの!?
仲良しだからこそエピソードで死んでくの!?
条件反射というか、勝手な被害妄想というか、二人が今後どうなるのかを暗示するような静かなトーンのナレーションは36歳の男を号泣させるだけのダメージを与えました。
あわててチャンネルを変えたのですが、もうその後はアンコとシロが気になって、気持ち半分でバラエティー番組を見ていたのを覚えています(じゃあ、最後まで見ればよいのに)。
ちなみに火垂るの墓は見てません。
絶対だめになってしまう自分が目に見えています。
昔ホームアローンという映画があり、主役のマコーレー・カルキンと母親が再会するラストシーンで、うちのおふくろさんが、泣いているのを見て、「今のシーン泣くほどだったか!?」と思ったのですが、今見ると私もわからないです。
こんな商売をやっているので、患者さんとの死に向き合わなければいけないことも多く、正直これも相当きついです。
職業柄飼い主さんを差し置いて泣くわけにもいかないので、極力平静を保つようには努力しているのですが、電話などで「今朝うちの○○が息を引き取りました。長い間お世話になりました…」というようなことを言われると、見られてないこともあり、仕事中にもかかわらず、かなり危険な状況になります。
スタッフの手前、院長が病院で泣くわけにもいかないので相当我慢はしているのですが、あと十年くらいしたらほんとにまずいかもしれませんね。
今回元ネタがわからない方にはピンとこない話だったでしょうねぇ。
ま、ひとりごとだから良いか。
ちなみにワンピースは「砂漠の王女と海賊たち」というシリーズで、チョッパーが袖をめくってバッテンのついた腕を突き上げてるシーンが、私的にはピークです。
え?わからない!?
わからなくても大丈夫です。
いい年した大人がわかる方が問題があるのかもしれません。
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