今年になって始めたことが一つあります。
いわゆるひとつの「日記」です。
36歳になるまで一度も付けたことのない日記というもの。
誰しも一度はチャレンジしたことがあるのではないでしょうか?(そうでもないのかな)
今まで一度もチャレンジしたことがないのは、きっと私には続けられないに違いないという変な自信からであり、その思いは一応日記をつけ続けている今も持ち続けています。
今もつけているのですが、はたしてこの気持ちは一年もつのか!?
どちらにかける?と言われたら、私は迷わず、「途中でやめる」という方にベットしたいと思います。
ま、続くかどうかはともかく、以外と書きはじめると面白い気もします(あいまい)。
このひとりごとなどは、一応人目にさらされるものなので、ある程度起承転結(になってるかどうかは怪しいですが)を目指して、オチをつけるように努力しているのですが(もっと怪しい)、日記はまあ誰に見せるわけでもないですから、小汚い字でまさに乱筆乱文用件のみにて失礼いたします、ってな感じになってます。
なぜそんな続くかどうかもわからない日記をつけるようになったかというと、一日の反省をせめて次の日くらいには持ちこそうという、はかない願いがこもっております。
開業して毎年年の初めに思うのが
「今年こそ極力飼い主さんを怒らないようにしよう」
という、あまり達成できている感のない目標です。
もう、書き初めにして、病院に貼っておきたいくらい、毎年思うのですが、これがなかなか難しい。
怒ってもこちらは無駄なエネルギーの消費をするだけだし、飼い主さんは不愉快な思いをするだけなのですから、意味ないのにー。
とはわかっているのですが、それでもスイッチが入ってしまうことがあります。
何度人間の食べ物を与えないよう言っても、ひたすら与え続け、その結果糖尿病や椎間板ヘルニアになって、それでもまだ与え続ける飼い主さん→せめて病気になったあたりで改心して
診療中に獣医師がペットに噛みつかれた後、謝罪するでもなく、へらへらしながら、「怖かったわねー」なんてペットの頭をなでている飼い主さん→噛まれるのはしょうがないにしても、せめて申し訳なさそうな顔を表面上だけでもして
3か月前に飲ませきるようにと伝えて出した液薬を、なぜか使い切らずにとっておき、いまさら飲ませて下痢がしたからと怒っている飼い主さん→あなたは3か月前に開けたペットボトルを飲むのか?
2週間前から食欲がない、とか言って真夜中にやってきたので、「もっと早く連れてきてあげないと駄目ですよ」と伝えた途端、「忙しかったんだからしょうがないでしょ!!」と逆切れする飼い主さん→2週間も放置しておいて、なぜ来るのが夜中なの
その他もろもろ。
あ、いけない、書いているだけでむかむかしてきた。
修行が足りないです。
理不尽な気はするのですが、それでもやっぱり怒っちゃいけないと後悔するのです。
ただ、鳥頭なのでなかなか善処されないのです。
それでも獣医師2号から、「昔よりはだいぶ怒らなくなりましたよ」とフォローしてもらっているのですが、なかなか0にはなりません。
で、日記をつけ始めました。
その日一日の、よかったこと、いまいちだったことを書いて、ま、ちょっとでも後に活かそうという試みです。
その効果はいかに!?
まだちょっとわかりません。
ちなみに、初め思うがままに書いていたら、よかったことより、いまいちだったことの方が圧倒的に多く、日記というより反省文みたいになってきちゃったので、極力反省文は短めにとどめるようにしています(すでに軽い挫折)。
で、反省文を書くスペースを制限したら、余白が余ってしまうので、自分の中での希望や野望をついでに書くことにし始めました。
シャトーブリアンのステーキ食べたい。とか
寒ブリ食べたい。とか
ねぶた漬け食べたい。とか
セーラー竹万年筆ほしい。とか
OTSUKA M−5の靴ほしい。とか
デンツの手袋ほしい。とか
おおむね物欲と食欲ですね(すでにかなり目的から外れてます)。
・・・たとえ日記とは言え、嫁さんほしい。と書かないのは、自分に対する見栄でしょうか。
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