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うさぎの絵本

おすすめ絵本リスト

 ちびウサギ (さわってあそべるふわふわえほん)

来年はウサギ年だからでしょうか、本屋さんにうさぎの本が氾濫してますね。
 多そうで意外と少ないうさぎの絵本を今のうちに片っ端からチェック、と思ってうろうろしていたのですが、最初に目に付いた絵本です。
 「さわってあそべるふわふわえほん」という副題が目にとまり、触ってみると・・・

 絵柄も話の内容もかわいらしいんですが、触り心地でも幸せに慣れるちょっと変わった絵本です。
とんとんとんのこもりうた

 私の大好きな絵本です。
 ご存知の方も多いかもしれませんが、うさぎの母子を通し、母親の愛情の深さ、自然の厳しさを伝える名作です。
 奄美大島に実在するアマミノクロウサギ。
 このうさぎは2日間に1度、5分間の授乳をしたのち、30分もの時間をかけて巣穴の入り口を塞いで子ウサギを隠すそうです。
 温かみあふれる絵でこの題材。
 何度読み返しても飽きない一冊です。
ぼく おかあさんのこと…

 ぼく おかあさんのこと・・・という思わせぶりな書き出しで始まること絵本は、ちょっとお母さんという立場の人にはどきりとするような、そしてにっこり微笑んでしまうような、そんな素敵な絵本です。
 おそらくうさぎの親子を通して、人間の親子のほほえましい日常を描いているのでしょう。
 しかし、もしかしてウサギを飼っている飼い主さんと、うさぎの関係もこうなのかも、あるいはこうだったら良いのにと、ついつい思ってしまうそんな一冊です。
しろいウサギとくろいウサギ

 とても仲の良い白いウサギと黒いウサギ。楽しく二人で遊んでいると、ときおり黒いウサギが悲しそうな顔を浮かべます。
 どうしたのと理由をたずねると
「ぼく、ねがいごとをしているんだよ。
いつも いつも、いつまでも、きみといっしょにいられますようにってさ・・・」
 目や耳の動きを巧みに使ってその表情をよくあらわし、二人の仲むつまじいうさぎのほほえましい光景を描いた、あまりに有名な一冊。
 私も以前友人の結婚式で、この絵本を結婚祝いに送ったことがあります。
 一人身にはちょっとつらい、素敵な絵本です。
ベルベットうさぎのなみだ

 主人公はベルベットウサギ、つまりぬいぐるみです。ベルベットうさぎは「本物」になりたいと、ずっと願い続けます。「本物」になるということはどんなことなのか。少年に愛され、大事にされたベルベットうさぎは・・・。
 ちょっと切ない、でも温かみのある、とても心に響くとても素敵な絵本です。
子ウサギましろのお話

 子ウサギましろはクリスマスにサンタさんからプレゼントお貰いました。
 でももう1回プレゼントを貰いたくて、炭で体を黒く塗り、もう一度サンタさんからプレゼントを貰おうとしたのですが・・・。
 クリスマスのうさぎの絵本としては定番中の定番かもしれませんが、何度読み返してもほんわかと温かい気持ちにさせてくれる素敵な絵本です。
とぶキャベツのひみつ―黒ウサギ王国

 ある晩、ふとんから顔を出したミトの前に、洋服を着た黒ウサギがあらわれました。「わたくしどもは黒ウサギ王国三日月城からおむかえにまいりました」…ウサギたちはミトが王国の次の女王様だというのです!
 あまりに懐かしいメルヘンメーカーさんの表紙で(って,私世代の女性でないと厳しいのかな?),つい手にとってしまった一冊です。
 といっても98年初版なので,単に気づかなかっただけなんでしょうが,本屋さんもよくこれをピックアップして平積みにしたなと感心しました。
 絵本というより,児童小説といったところでしょうか,すいすいと読みきってしまえる一冊です。

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