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アレス動物医療センター

うさぎの病気 落下、衝突した

緊急性

 迷わず今すぐ動物病院へ行ってください。

 ただしその動物病院が閉まっている時間なら、受け付けてくれるか電話で確認し、もし無理と言われたら、受け付けてくれる病院を探しましょう。
 それでもだめなら朝まで待つしかありません。

解説

 だっこしていて落下した、何かに衝突したなど、ウサギが強い衝撃を受けたとき、それは緊急事態です。

 落下したあと、一見正常そうに見えても、お腹や胸の中で出血があったり、背骨が折れていたり、膀胱などの内臓が損傷を受けていることがあります。

 しかもじわじわとした出血などがお腹の中などであった場合、数時間から十数時間経ってから、急に命を落とすことすらあるのです。
 見た目にだまされないでください。
 彼等はたとえ飼い主さん相手でも、弱みを見せないようぎりぎりまで症状を隠して我慢してしまうのです。

 せめてレントゲン検査を受けさせてあげたいところです。

 また一見して足が折れているように見えても慌てないでください。

 獣医師は折れていそうな足を無視して、聴診器を胸にあてたり、口の中を検査したりするかもしれませんが、それはけっして誤った検査方法ではありません。
 極端な話、足が折れていても、すぐ命に関わることはありませんが、胸やお腹の中で出血があったり、膀胱が破裂していたら、即死につながります。

 折れた骨より、まず命の確保が鉄則です。

 目先の異常にとらわれて獣医師の検査を邪魔せず、落ち着いてその行為を見守りましょう。

 「しばらく様子を見てみよう」「明日の朝まで様子を見よう」などという判断は、飼い主さんがつけるものではありません。
 まず電話で動物病院に問い合わせてください。

 行動せずに後で後悔するよりは、行動を起こし、後で笑い話にしたほうがよいのです。。


アレス動物医療センター

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TEL 0766-25-2586
FAX 0766-25-2584