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アレス動物医療センター

野菜はどれだけ与えたらよい

疑問、質問

 今回は一つ質問がありましてメールいたしました。

 ウチのうさぎはネザーランドドワーフ(メス)で、まだ4ヶ月たっていないぐらいの小さな1キロ未満のウサギなんですが、人参や小松菜が大好きで、与えるとどんどん食べてしまいます。

 適量と言うものがわからず、具体的にはどのぐらいの周期でどの程度与えればよいのか知りたいです。

 与えすぎは良くないような気もしますので、一日に小松菜の葉っぱ付きを1本、人参も2ミリ輪切りを2欠片ほどあげてますが、すぐに食べきって次を欲しがる始末です。

 もっとあげちゃっても良いものでしょうか?
 
(一部ホームページ用に中略しております)


注意:ウサギにかぼちゃやキャンディーは与えてはいけません

お返事

 さて「うさぎのおやつ」などと呼ばれる、繊維質10%以下のおやつを与えるよりは、野菜のほうがはるかに良いのですが、やはり与えすぎはよくありません。

 小松菜などは野菜の中では繊維質が高い、といいながらも、なんだかんだ言って、人間が食べられるくらい柔らかく(水分多く)改良された植物であり、うさぎの本来のからだが必要とする繊維質の多さや硬さには程遠いものがあり、主食とはなりえません。

 ですのでやはり牧草主食、ペレット補助食、野菜をおやつていどにちょこっとというのが一般的で、わずかでよいと思うのです。

 たとえばうさぎさんが2kgの体重で、私が65kgの体重で、となると私はうさぎさんの33倍の体重ということになります。
 すると、うさぎさんが小松菜を一日一枚食べるということは、私が小松菜を一日33枚食べるということであり、これがおやつとして妥当かどうか、ということになるわけです。
 もちろん人間の体重と比較して、単純に比べるわけにもいかないのですが、毎日1枚くらい葉物の野菜を食べれば、うさぎさんとしては結構な量をとったことにはなるでしょう。

 毎日でもいいのかもしれませんが、量としては、本当にちょっとでいいのかもしれません。

 ただにんじんは(葉の部分はいいのですが)根の部分は炭水化物が多すぎるので、あげすぎはよくないかもしれませんね。

 まったく食べないというのもちょっと問題です。
 いざ病気になって、牧草やペレットを食べなくなったときに、この野菜なら食べてくれる、というような最後の砦として、好物の野菜があると、非常に心強いのです。

 何事も、過ぎたるは及ばざるが如し、なのかもしれませんね。


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