本文へスキップ

あなたがウサギに出来ることは 獣医師による うさぎ専門情報サイトです。

MAIL alles@usagi.cn

アレス動物医療センター

牧草(ワラ、干し草)を食べない

疑問、質問

 うちのうさぎは種類は「ライオンウサギ」です。
 まだ子供ですが、生後何ヶ月なのかは不明なのです。
 野菜を与えてみたのですが、余程気に入ったらしく、そればかり食べるんです。牧草も入れてあるのですが、それは食べている所を見た事がありません。
 野菜の他はペットショップにいた頃食べていたものを頂いて来たので、それを与えています。それは食べるのですが、牧草を食べないのはどうしてなんでしょう?(種類はチモシーです)
 
(一部ホームページ用に中略しております)

お返事

 チモシーは非常に線維質が高く、低脂肪、低蛋白、低カルシウムと非常にうさぎの体に良い、最高の食餌といえます。
 ただし欠点もあり、一つが嗜好性が悪い(ウサギがあまり喜ばない)ということ、もう一つが値段が高いということです。

 ここで考えられる理由はいくつかありますが、可能性として高いものは二つ。
 1つ目の理由は、小さいとき(ペットショップにいるとき)に食べたことがなかったと言うことです。うさぎは意外と頑固なところがあり、小さいころに食べたことのない餌をなかなか食べてくれないことがあります。
 たいがい成長期に与えられる牧草はアルファルファでしょうから、いきなりチモシーにころっと変えてもなかなかなじまないかもしれません(アルファルファは結構脂肪分や蛋白質、カルシウムが高く、チモシーよりもおいしいのです)。
 もう一つよくある理由が、チモシーの嗜好性の低さにまだ慣れていないということです。まずアルファルファを与えてみてはどうでしょうか。アルファルファなら食べ
るというのなら、徐々にチモシーに変えていけるかもしれません。
 
 まだ生後1年たっていないなら、まずアルファルファだけを与えてみます。はじめ数日は食べなくても、しばらく我慢強く入れてみます。
 で、もしこれを食べてくれるなら、ここに少しずつチモシーを混ぜていきます。ほんの一握りのチモシーからはじめ、次第にアルファルファの量を減らし、チモシーの量を増やしていくのです。
 チモシーにあわててかえる必要はなく、成長期にはアルファルファのほうが適しているので、生後1年か1年半くらいでチモシーだけに出来れば上出来でしょう。
 
 チモシーは本当に良いワラなので、あきらめずに食べられるようにしてあげられたらと思います。


アレス動物医療センター

〒933-0813
富山県高岡市下伏間江371

TEL 0766-25-2586
FAX 0766-25-2584