我が家にやってきた１日目はケージの中を走り回っていました。
時々突然飛び上がったり、走っているのに突然向きを変えたりするので、どうしたのかなぁとは思っていたのです。
すごい機敏だ。
ぐらいにしか思っていなかったのですが....
２日めの昼、彼女をケージから出して遊んでいた時、友達が床の上で黒い飛び跳ねる虫を見つけました。
どうやら 蚤を見つけたようなのです。
彼女の行動を考えると、実は蚤がいて、痒かったとか、かまれて痛かったのだろうか？と
この友達がいうには、彼らが飼っていた猫は飲み退治のためにお風呂に入れたのだそうですが、ウサギにはお風呂はいけないと言うことなので、どうやってこの蚤を取り除いてやるのがいいのか困っています。
猫にするような首輪のようなものはウサギ用にあるのでしょうか?
何か良い方法はないでしょうか?
（一部ホームページ用に中略しております）
さてうさぎさんのノミ駆虫といいますと、動物病院で販売しているスポットタイプのノミ駆虫薬が効果的です。
ただし、中にはうさぎに使うと激しい副作用が出るスポットタイプもあり（フロントラインという薬は、犬や猫には非常に有効ですが、ウサギに関しては命に関わることがあります）、また体重によって使用料も厳密に決める必要がありますので、ネットで適当に買って、お家で使用してはいけません。
きちんと主治医の先生に相談し、その子に応じた薬を処方してもらうべきです。
ノミ取りシャンプーなどはそのとき背中にいるノミなりには効くくかもしれませんが、ノミは床で卵がかえり、幼虫になり、さなぎの状態でずっと地面で転がっている生き物です。
さなぎがすぐに親のみになってウサギに飛び移ることもありますが、地面で一年くらいじっと待っていて、うさぎさんがそばを通ったときにその呼吸なりに反応して親のみになり、その場で飛び移るという寄生の仕方もあります。
ここで大切なのは、結局ノミ取りシャンプーなりで一度落としても、何度でも飛び移ってくるので、きりがなく、スポットタイプの一月くらい効果が持続するノミ駆虫薬を、根気よく続けないと、なかなか完全には駆虫できないと言うことです。
数ヶ月薬を使って、いっけん見かけなくなったから、とすぐにやめると、また気温や湿度なりが調う季節にさなぎがかえって、うさぎさんに飛び移ってくるのです。
また、うさぎさんに、治療のためとはいえ、そんなにしょっちゅうシャンプーをするというわけにはいかないでしょうから、やはりノミ取りシャンプーというわけにはいかないでしょう。
ノミ取り首輪のウサギでの安全性についてはちょっと知りませんが、私はもう猫でもノミ取り首輪は勧めていません。
とりあえずは、まずは病院へ、というところですね。
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