本文へスキップ

あなたがウサギに出来ることは 獣医師による うさぎ専門情報サイトです。

MAIL alles@usagi.cn

アレス動物医療センター

毛球症予防薬は必要か?

疑問、質問

 毛球病防止の薬があるそうですが、これも併用したほうがいいですか?
 その場合どのメーカーのものが安心なのかアドバイスいただけるとうれしいのですが。

 
(一部ホームページ用に中略しております)

お返事

 さて、毛球症用の薬ですが、結論から言いますと、必要ありません。

 これは、パイナップルジュースや、ブロメラインと言う薬や、ラキサトーンという薬などがそうなのですが、ようは消化酵素といいまして、胃の中の毛玉などをほぐすと昔は言われていました。
 ただ、最近報告された文献では、ほとんどというほど効果がなく、それをわざわざ実験で証明した大学もあるそうです。

 で今は、効いていると(経験的に)いっている学者さんと、ぜんぜん意味なしといっている学者さんがいて、はっきりしてないのです。
 私の使ってみた感覚では、正直その効果ははっきりしません。

 これを飲んでいても繊維質の低いペレットを食べてると毛球症になりますし、これを飲んでなくても、きちんと繊維質の高い食生活を送っていれば、毛球症になることはまずありません。
 いつかこれらの薬の効果が明確にされる日が来るとは思いますが、いまだに白黒つかないということは、たいした問題ではないのかなぁというのが、正直な感想です。
 また、ウサギがこれらを嫌がり、口からあふれ、皮膚に薬がつくと、消化酵素の影響で、皮膚が炎症を起こすことがあります。
 ですから、すでに飲ませている患者さんには、ウサギが喜ぶなら与えても良いですよ、と伝え、まだ飲ませていない患者さんには、別にやってもやらなくても良いですよ、といってます。

 なによりも、腸を動かすには繊維質です。


アレス動物医療センター

〒933-0813
富山県高岡市下伏間江371

TEL 0766-25-2586
FAX 0766-25-2584