あなたがウサギに出来ることは　獣医師による　うさぎ専門情報サイトです。

お返事 　これはさすがにストレスになるのではないでしょうか。若齢のウサギにとってのストレスは、下痢や食欲不振などにつながりやすく、命取りです。
　できれば世話をしてくれる人、預かってくれる人（あるいはペットホテル）を探すべきではないでしょうか。
 
　一番の理想は、信頼できる人に世話を任せ、いつもの家、いつもの部屋でうさぎさんには日常生活を送ってもらい1日2回世話に通ってもらうということです。
　ただこれには、鍵を預けても安心というくらい、信頼できる人がいなければ成り立ちません。

　これが無理な場合は預けるか、連れていくかの2択になります。
　ただどこかに預ける場合、半日だけでも試し保育をしみたほうが良いと思います。
「うちの子はおおらかだから、きっと大丈夫！」
　といきなり2泊3日の旅行で預けてみたら、ぴたりと何も食べなくなった、ということでは取り返しがつきません。
　たとえストレスでも3日間の食欲不振はウサギにとっては命取りです。
　まずはペレット、牧草と一緒に半日預けてみて、少なくとも食事をいつも通りとり、水も飲んでくれるのを確認してから計画を建てはほうが良いと思います。

　そしてお試し保育を半日してもらって、まったく食べてくれなかったら、リスク覚悟で連れていくか、あるいは移動計画自体を取りやめるかを選択しなければいけなくなります。

　旅行に連れてっても、ぜんぜん平気ですごしてくれるウサギもいれば、預けられてあっさり死んでしまうウサギもいます。
　確率の問題であり、こればかりはやってみないと分からないことですが、少しでも安全な手段を選ぶのが理想かと思います。